はじめに
きょうはぼくが若手時代に
図面の種類がいっぱいあってようわからんっ!
と感じた
図面の書き方・まとめかた 3選!!
〜変更図・出来形図・完成図〜
を【前編】【後編】の2回に
わけて解説します!
今回は【前編】のブログになります^^
また
このブログを更新しているのは
1月ということで
3月末工期の現場がたくさんあると思いますので
図面の書き方・まとめかたの
参考になれば嬉しいです!
解説する視点は
- 民間建設会社に勤める
- 若手の土木技術者視点
で解説していきます♪
図面の書き方・まとめかた3選!
〜変更図・出来形・完成図〜
①そもそも変更図・出来形図・完成図とは?【前編】
②3つある図面のまとめかたは?【前編】
③3つの図面を書くときの注意点は? 〜深堀り〜【後編】
以上の3つのテーマにわけて
わかりやすくすぐに真似してもらえるように
解説していきます♪
いやいやまってくださいよ!
図面の取り扱いは
発注者によって
いろいろあるのでは?
なるほどっ!
まぁそこでぼくの考えですが!
もちろんっ!
発注者によって若干差異はあります!
しかし
「完成図は〇〇だよね」という
一定程度の共通認識はあるとぼくは考えています
なので
今回解説する内容をベースに
発注者が発行する仕様書にあわせて
仕事をすすめてもらえれば幸いです!
図面の書き方・まとめかた 3選!! 〜変更図・出来形図・完成図〜
①そもそも変更図・出来形図・完成図とは?
まず結論からですが
現場の進捗に合わせた図面
が変更図・出来形図・完成図って
ことになります!
なぜなら
土木工事というのは
設計変更が日常茶飯事だから
です(^_^;)
たとえば
土木工事って
アウトドアで自然が相手の仕事なので
掘削すれば想定外の「水」「岩盤」が出てくる
などははある意味
想定外の出来事が想定されている仕事ですよね!
なのであらかじめ当初発注された図面のまま
工事が竣工するなんて
発注者も考えていないってことです!
なので結論としては
「現場の進捗・進み具合を
図化・見える化しておいてね」
との理解で変更図・出来形図・完成図があります♪
ここまでは
①そもそも変更図・出来形図・完成図とは?
について解説しました!
②3つある図面のまとめかたは?
次のテーマである
「3つある図面のまとめかたは?」についての
結論を変更図・出来形図・完成図にわけて
1つづつ解説します♪
変更図
まず変更図とは
当初設計と変更を表現する図面
になります!
変更図とは別の言い方で
見え消し図面という場合もありますね♪
また変更が多い現場では
第1回変更と第2回変更を表現する場合もあります^^
出来形図
つぎに出来形図とは
設計に対して施工した値を表現した図面
になります!
いわゆる朱書き、赤書きと
言われる図面ですね♪
出来形図は
施工した出来形の数字を
加筆するイメージです!
完成図
つぎに完成図とは
工事の最終形を表現した図面
になります!
簡単にいいますと
途中経過はどうあれ
こうなりました的な図面
ということです!
理由
なぜ3つの種類にわけて
作図・まとめるかというと
ぼく個人的な見解は
この3つの図面を俯瞰的にとおして見ると工事の途中経過が把握できる
からになります^^
この
当初→変更→出来形→完成
この流れ・フローイメージしつつ
作図しましょう!
いやいやまってくださいよ!
いま施工中の発注者が
完成図を竣工図と
言っていますが
違いはあるのですか?
なるほどっ!
ぼくの回答ですが
答えは一緒です!(笑)
図面の意味は同じですね♪
なので本質を理解してもらえれば
どちらの言い方でもOKと
ぼくは解釈しています。
以上ここまでは
②3つある図面のまとめかたは?
について解説してきました。
おわりに
今回は
図面の書き方・まとめかた 3選!!
〜変更図・出来形図・完成図〜
の【前編】の解説をしてきました♪
建設業にはいったばかりの人にとっては
図面の種類が多くてわけがわからない人が
いるかもですが落ち着いて
目的と意味を理解してとりくめば
意外と簡単です(笑)
まぁでも作図する時間かかるんですけどね(^_^;)
あせらずコツコツと学んでいきましょう♪
ではまた次回のブログでお会いしましょう!
ではでは