はじめに
今回は
TSでの測量が過去になる3つの理由
というテーマを前後編の2つにわけて
解説します!
今回は【前編】です♪
では早速本題へいきます^^
今までの測量の主流といえばTSでしたよね!
これがいまICT活用の流れを踏まえて
いろいろな技術が出てきています♪
そのTSの基本は2人ペアでの作業でしたが
新しい技術は
基本1人で測量しつつ効率UPする
というモノですね!
1人作業なのでコロナ対策もバッチリです(笑)
という前フリで(笑)
TSでの測量が過去になる3つの理由
をご紹介すると
①快測ナビ(杭ナビを併用)
②LiDARスキャナー・iPad Pro
③Geo Scan
この↑3つの技術の登場が
TSを過去のモノへ追いやる可能性
をもっていると
ぼくが勝手に考えています^^
今回はぼくが今知っている
知識を使って解説していきます♪
解説する視点と条件は
視点
視点は
民間建設会社に勤める
若手の土木技術者視点
という設定で
条件
条件は
現在TSをつかって
現況測量やトラバース測量・構造物の位置出し
の測量をおこなっているイメージで解説します♪
また
座標の基本知識は習得できており
参考の現場は着手時に基準点測量を完了している
とします^_^
いやいやまってくださいよ!
解説するって言ってはりますが
ジョウ所長は
どこまでICTのこと
理解されているんですか?
なるほどっ!
その部分を回答しますね!
じつは
ぼくもまだまだ
勉強中のところでもあります^_^
そこでぼくの知っている知識を
フル動員しつつ
理解してもらいやすくするため!
新しいICT技術をみるときに
僕がいつも気にしている
3つの視点で解説しようと考えています
①測量の正確性
②UI (ユーザーインターフェイス)
③価格
この3つの視点のうち
今回は②と③に絞って解説します!
わかる範囲で①の内容も解説していきますね♪
また
今回のブログはけっしてTSがダメなど
批判、否定するものではありません!
技術は日進月歩で進化しているモノなので
現場においては新しい技術をドンドン取り入れて
生産性をUPしていこう!
という目的のために解説します!
TSでの測量が過去になる3つの理由!
①快測ナビ(杭ナビを併用)
まず結論からですが
快測ナビの完成度は
今現在、一番TSの能力に近くて
さらに将来の進化の可能性も感じさせる技術
とぼくは考えています!
そう考える理由は
実際にデモ機ですが僕が触って感じた感想です^^
具体例をあげつつお話すると
UI(ユーザーインターフェイス)
UI(ユーザーインターフェイス)は
Androidスマホ(現場用)を流用しており
普段のスマホ画面と近似しているので
非常に親和性があって使いやすいです
価格
価格ですが
快測ナビだけは安価(^_^;)
しかし杭ナビの費用も必要になるので
ざっとですがネット上の情報をまとめると
- 快測ナビ:年間契約99,000円+端末費(約15万円)
- 杭ナビ:約170万円(買取)
単純に
価格については安くはないな
という印象です(^_^;)
下記に快測ナビのURLをはりつけておきますので
興味あるかたはHPを覗いてみてください!
https://www.kentem.jp/product-service/ksnavi/
快測ナビのメリットについて
お話すると
1人で現況測量やトラバース測量など
スイスイ可能と考えています
また丁張り設置も余裕そうですね♪
参考のYouTube動画を下記にはりつけておきます♪
深堀りポイント
ここで少し
深堀りポイントをお話すると
事前準備として施工図まで含めた
図面データ及び図面に連動した座標値まで
計算しておけば
かなり良い技術やなと個人的に考えています^^
そこまで計算しておくと
実際に
現場で職人さんにいきなり
「中間点にも丁張りかけてっ!」
と言われても即座に対応できるのが強みやなっと
いやいやまってよっ!
デメリットもあるでしょっ!
なるほどっ!
回答しますね♪
一番のデメリットは先にお話した
「価格」なんですが
その次は
現状
「快測ナビと杭ナビ」
「快測ナビとGNSS受信機」
というように
快測ナビは杭ナビまたはGNSS受信機との
ペアで使う機材になってます!
どちらかを選択して測量するスタイルになるので
どうしても
システム構成が複雑で費用も高い傾向にあるのが
デメリットかなと考えています(^_^;)
しかし
ぼく個人的には杭ナビとのセットではなく
「快測ナビ+GNSS」のセットが今後かなり熱いな
と考えています!
これは完全にぼく個人の意見です(笑)
なぜGNSSとのセットが熱いのかの理由ですが
GNSSのほうが自由に測量しやすいと
考えているからですね^_^
どうしても杭ナビは本体が大きいので
そこがイマイチかなと考えています♪
それと比較してGNSSは
現在のGNSS受信機はまだ大きいですが
将来的には「自動運転」の需要もあいまって
どんどん小型化すると勝手に想像してます(笑)
なのでGNSSと快測ナビのペアが熱いっ
とおもっているのです!
おわりに
今回は
TSでの測量が過去になる3つの理由
の【前編】の解説をしてきました!
ぼく個人的にめっちゃ興味ある分野なので
ついつい熱くなってしまったのですいません(笑)
今回はこのへんで^^
ではまた次回の【後編】でお会いしましょう!
ではでは