はじめに
今回は土木現場でよく使う
知ってて便利な計算式の
第2回に「土方カーブ」を
解説していきます!
YouTubeで解説しました
「ヘロンの公式・土方カーブ・三平方の定理」
のうち「土方カーブ」のみを解説します!
土方カーブ
土木でよく使う「土方カーブ」は
R曲線やカーブの中間点を計算する公式
になります!
別名、「1/4カーブ」や「シブイチ」
ともいう人もいてますね^^
ぼくは「シブイチ」と言っていました♪
参考のイメージ図を下記↓にはっておきます♪
このイメージを踏まえて
「M1」「M2」を計算していきます!
- M1=C2乗/8R
- M2=M1/4
↑このM2の式の「M1/4」部分をとって
「シブイチ」と言われる語源ですね♪
つぎに
この土方カーブが
よく利用される理由ですが
ヘロンの公式と同様に
- 計算が簡単
- 一番汎用性が高い
って理由が大きいと考えています
なんせ計算そのものは中学生でも
問題なく理解できる内容です♪
肩のチカラを抜いていきましょう!
つぎに具体例をあげて解説していきます
まず使用する工種は
「縁石工」や「排水構造物」など
丁張りを設置する工種でよく使用します
丁張りと丁張りの中間点が
必要になった時に現場で計算して
追加の丁張りを設置
するイメージでいてくださいね♪
このイメージをもったとして
↓例題をあげますね
↑この例題で
「M1」「M2」を計算していきます!
まず「M1=C2乗/8R」の公式をつかって
「M1」を計算すると↓
↑「M1=2.178」の答えがでましたね!
つぎにこの「M1」をつかって
「M2=M1/4」の公式をつかって
↓「M2」を計算しますね!
↑「M2=0.545」の答えがでましたね!
このような感じで計算そのものは
結構簡単なので焦らず計算していきましょう!
注意するポイントは
「土方カーブ」の注意するポイントですが
計算結果が絶対ではないっ!!!
ということです
前提としてもちろん計算はめっちゃ大事!
です
要点はその後の話で
計算して丁張を追加して
必ず自分の「目」で
Rの曲線を確認すること
まず計算が間違っている場合
まず計算が間違っている場合は
きれいな曲線になってないので
速攻でわかります(笑)
計算もあっているが丁張が若干曲線がずれている場合
ざっくり言うとこの話は
曲線に違和感がある時って話です
計算はあっているが
丁張が若干曲線がずれている場合は
ぼく個人の意見はきれいな
曲線にあわします!!!
いやいやまってくださいよ!
そんなんあかんでしょ!
なるほどっ!
そこでぼくの考えは
土木は基本、公共物が多いので
一般の人が違和感なくつかえるモノに
仕上げることが優先と考えています♪
そこはもちろん
「境界」「幅員」等も守ったうえでの話です
そのうえで計算結果より
きれいな曲線にするほうがベスト
と考えていますね!
おわりに
今回は「土方カーブ」についての
解説でした♪
土方カーブを覚えると
現場で職人さんから追加で
丁張りを要望されてもサッと
対応できるようになるので
オススメの公式です♪
ぜひぜひマスターしてくださいね^^
ではまた次回のブログでお会いしましょう!
ではでは