はじめに
今回は
TSでの測量が過去になる3つの理由
というテーマを前後編の2つにわけて
解説します!
今回は【後編】です♪
まだ【前編】を見ていない方は
先に前編から読まれることをオススメします^^
前編でお話してきたテーマをおさらいすると
下記の3つのテーマのうち
1つめだけを解説した状態で後編へきています♪
①快測ナビ(杭ナビを併用)
②LiDARスキャナー・iPad Pro
③Geo Scan
では早速②と③の本題へいきましょう!
TSでの測量が過去になる3つの理由!
②LiDARスキャナー・iPad Pro
まずはLiDARスキャナーの結論ですが
座標を気にしなくてい良いのであれば
最強の点群取得可能なレーザースキャナー
で
かつ
安いっ!
という事になります^^
とりあえずここで
そもそもLiDARスキャナーってなんやねん???
って方もいてると思うので
ざっと簡単に説明すると
そもそもLiDARスキャナーとは
・iPad Pro や iPhone Pro に搭載されているレーザースキャナーのこと
・光をつかって測距することで三次元データ作成と点群データを取得できる技術
になります♪
もっと詳しく知りたい方は
関連コンテンツをあげてますので
よければそちらをご覧くださいm(_ _)m
つぎにLiDARスキャナーの
メリットとデメリットについてお話します
メリット
まずメリットの概要は
三次元データ(点群)として
現況測量や地形データを取得するのは
非常によい技術です^^
つぎにUI(ユーザーインターフェイス)ですが
めっちゃ簡単!
でかつ無料と有料アプルが多数あります!
なので自分に合うアプリを使うことができます!
つぎに価格ですが
安いですっ!
iPadProの端末価格だけで測量できるので
最安であれば10万円程度でOKです♪
デメリット
つぎにデメリットの概要ですが
LiDARスキャナーは三次元データ(点群)を
簡単に取得できるが座標を扱えない!
①と③の技術と圧倒的な違いは
座標値を扱えないことになります(;´Д`)
ここが一番のネックですね、、、
もう一つのデメリットは
レーザーの射程距離が「5m」と短い
ことになります、、、
ちなみにですが
市販されているLiDARスキャナーは
もっと高額かつ射程距離も長いです^^
いやいや!
LiDARスキャナー
座標がむりであれば
現場ではつかえませんよっ!
そうですかっ!
まぁそこで回答ですが
座標が使えないといっても
10万円前後の価格で
三次元データ(点群)を取得できるのは神ですよ!
このiPadProの能力は国交省さんも
一目おいてますからね!
参考のURL↓を下記にはりつけておきますので
ぜひ国交省さんの文献読んでくださいな^^
https://www.mlit.go.jp/common/001415324.pdf
深堀りポイント!
さらに深堀りポイントをお話すると
iPadProのLiDARスキャナーは
点群データが取得できるので
点群処理ソフトを利用すれば
土量計算や横断図作成など
いろいろ活用できます!
ちなみにぼくは無料で土量計算等
でできるソフトを使用しています!
・点群処理ソフト「CloudCompare」
もちろん市販されている
点群処理ソフトでもOKです!
そんな点群データが10万円強の端末で
取得できるのがめっちゃ良いんですよ!
iPadProを活用したLiDARスキャナー!
ぼく個人的にめっちゃオススメです^^
以上
ここまでは
LiDARスキャナーについてお話しました!
③Geo Scan
つぎに3つめのGeoScanについてお話します!
メーカーさんの
URLは下記にはりつけておきます♪
https://www.optim.co.jp/construction/optim-geo-scan/
ここも結論からですが
今後の進化がめっちゃ楽しみな技術
ってことになります!
この技術は
②でお話したLiDARスキャナーを
利用した技術になります
なのでめっちゃ良いんですよ^^
理由は
ぼくが講習に参加して「デモ」の様子を
見学させてもらったからです♪
さきほどみてもらった
国交省さんの資料も「Geo Scan」
がモデルになっています♪
具体的に
この技術は1人で
現況測量やトラバース測量・構造物杭打ちが可能
もちろん
点群・三次元データもOKって技術になってます!
もちろん
この技術にもメリット・デメリットがあります
メリット
まずメリットは
UIにあたる操作がめっちゃ簡単っ!
です^^
アプリやクラウドのUIも直感的で好印象です♪
デメリット
つぎにデメリットは
やはり価格ですね、、、
ネットで確認できる範囲の価格ですが
- GeoScan使用量 月額81,000円〜
- GNSS端末費 約10万円
- 通信費 月額1万円
- iPad Proが10万円強
こんな感じの価格構成です、、、
いやいやまってくださいよ!
簡単っ簡単って
言いますけど色々買わなあかんし
構成がややこしいですわっ!
なるほどっ!
そこで回答ですが
ぶっちゃけそのとおりです(^_^;)
操作はUIが簡単で直感的であっても
準備の段取りや購入する部品
がいろいろあったりするので
ICTに疎遠な経営層に
説明し理解して購入の稟議OKを
もらうにはかなりの労力を必要とします(笑)
そこで深堀りポイントですが!
結論から言うと
ICT活用の分野は永遠に
「技術進化の過渡期」です!
それは技術進化のスピードが
平成や昭和時代とは比較にならない
ぐらい早いからです!
次から次へと新しい技術と商品が出てくるので
「また新しいモノが出るから」
といって待っていてはいつまでたっても
技術に追いつかないですし
技術のスキルも向上しません!
気がつくと完全においていかれます!
なので
構成が煩雑でややこしくて
高価な面も確かにありますが
建設的に取り組んでもらえればよいと考えます!
また
個人的に
メーカーさんには
もう少しユーザー目線を理解してもらって
- シンプルな構成
- 安価
この2点に
もう少しリソースをさいてもらって
開発をすすめてもらえると非常に嬉しいです
まぁ完全に個人的見解です(笑)
以上ここまではGeoScanについてお話しました!
おわりに
今回は
TSでの測量が過去になる3つの理由
というテーマでお話しました!
いまチマタで話題のICT活用した
測量技術のお話でした(笑)
この手の話は
ぼく個人的に興味ありありなので(笑)
ついつい熱くなってしまったので
すいません(笑)
いま現状お使いのTSや測量機器を活用しつつ
新しい技術を
少しづつ取り入れてもらえる
きっかけになれば嬉しいです!
ではまた次のブログでお会いしましょう!
ではでは