はじめに
今回は
創意工夫で加点できる方法!〜工事成績評定_わかりやすく解説〜
を前編・後編の2つにわけてお話していきます!
では早速ですが公共事業の土木工事で
いつも何をするか頭を悩ます
“創意工夫”のお話です^^
まず背景からですね♪
最近の公共事業はほぼ総合評価方式の
入札に変わってきており
工事成績評定いわゆる“工事点数”の価値
が高まっています
この工事点数をUPさせるために
重要な評価項目が“創意工夫”になります
その“創意工夫”について
ぼくなりの視点で加点できる方法
をお話していきます
いつも自分1人で考えていては
マンネリ化すると思いますので(笑)
このブログを読んでもらってアイディアの幅
を広げてもらえればと思います!
解説する視点は
民間建設会社に勤める中堅の土木技術者視点
でお話していきます
今回【前編】でお話するテーマは
- そもそも創意工夫とはなにか?
- 工事成績評定・加点を意識する
以上の2つをお話します♪
いやいやまってくださいよ
創意工夫なんてモノは
自分1人で考えるべきでは?
なるほどっ!
そこでぼくの回答ですが
自分1人の考えや知見では視野が狭すぎますね!
やはり2人3人など複数で
わいわいと意見を出し合って
出てきた意見を合体させることで
現実的なモノになっていきますよ♪
もし現場に1人しかいないのであれば
本社の上司や先輩に意見を求めるみてください^^
もし上司や先輩の時間がとれない時は
Zoom会議などを利用して
で少し時間をもらってでも
意見交換してください
そうやって複数の意見が合体して
発注者を感動・感心させることができる
創意工夫が可能になります!
そもそも創意工夫とはなにか?
そもそも創意工夫とはなにか?
の結論ですが2つあります!
- 建設工事の創意工夫の本質は発注者を感動・感心および納得させること
- いつもと少し違う視点・切り口で行うこと
この結論の理由は
言葉の意味はいろいろあるんですが
建設工事における創意工夫の意味は
発注者に
- すごいなっ!
- あ〜なるほど!うまいこと考えたね!
のイメージで受注者が履行したことについて
感動・感心・納得してもらうこと
になります!
もう1つは
“視点・切り口”のお話で
いつもとあまりにも視点・切り口が違いすぎると
発注者(他者)は寄り添ってくれない
状態になります
例えば
- 住宅密集地の現場で従来技術より騒音が大きな技術を採用する
- 生コンクリートの配合をいろいろ変更の工夫
というような創意工夫を計画すると
“っで?” ”なにがしたいの?” 的な
意見になりがちです(;´Д`)
いつもと「少し」だけ違っているがポイント
になってきます♪
ここでの”いつも”は
通常の設計では○○やけど創意工夫で△△で提案する
イメージでとらえてくださね^_^
工事成績評定・加点を意識する
工事成績評定・加点を意識する
の結論は3つありますので
順番にお話していきます♪
創意工夫の採点者は主任監督員
ます1つめは“創意工夫の採点者は主任監督員”
ということです
工事点数の採点者は採点項目によって
「主任監督員」「総括監督員」「検査官」
の3者にわかれます
創意工夫の項目は主任監督員が
すべての点数をつけますので
採点者を意識しつつ
施工管理することが必須ですね♪
創意工夫の「項目」「評価内容」
創意工夫の「項目」「評価内容」はすべて実施
が結論になります
「評価内容」は
「施工」「新技術活用」「品質」「安全衛生」「地域への貢献等」
以上の5つありますので
一番少ない数でも「5つ」創意工夫を
履行するようにしましょう♪
「実施内容」に記述する説明文章
「実施内容」に記述する説明文章は
背景⇒現状⇒ボトルネック⇒課題⇒解決策(今回実施した内容)」
この5段階の流れ・ロジックで
記述するようにしましょう♪
結論の理由
上記、結論の理由ですが
主任監督員は通常、30代前後の方が多数派ですね
ということは上司に係長や課長がいる環境で
お仕事をされていると想定されます!
ある工事に高得点をつける場合は
定量的な数字と客観的な視点での評価が不可欠
です
なので与えられた様式に書かれている「項目」「評価内容」
はすべて履行できており
「実施内容」の文章も理路整然と記述されている
状態であれば課長・係長へ推薦しやすい
と考えられます!
いやいやまってくださいよ!
そんなことないでしょ!
発注者もいろいろでは?
なるほどっ!
そこでぼくの回答ですが
もちろんいろいろありますよ(笑)
でも
そうやって発注者側の立場にたって
いろいろ思考・考えを巡らせることが
重要なんですよっ!
相手の立場にたって
「これえぇなぁ!」と感じてもらえないと
高得点なんて絶対ムリです!(笑)
おわりに
今回は
【前編】創意工夫で加点する方法! 〜工事成績評定_わかりやすく解説!〜
のお話をしてきました♪
現場でいつも頭を悩ます ”創意工夫”【前編】
のお話でした^_^
次回の【後編】とあわせて
読んでいただければ嬉しいです♪
今回はここで失礼しますm(_ _)m
ではでは