はじめに
今回のテーマは
土木技術者の読むべき本
3選!【2021年版】
です
まあ「息抜きテーマ」です^^
ガチ土木の内容が
お好みの人はスルーしてくださいね( ;∀;)
でも個人的には
読まないと損するレベルの本を紹介
解説します
ご紹介する本は
いわゆるビジネス本や自己啓発本になりますね
ご紹介する理由は
僕が独立起業後
会社員時代・現場代理人・監理技術者の時に
読んでおきたかったなぁと感じたからです
以上の3冊ですね
いやいやまって下さいよ
本なんて読む時間ないし
時間があってもYouTubeで
解説動画を見ますわ
なるほど!
まぁそんな人も多いかな〜と思いますね(^_^;)
そこでこのブログを
読むことで得られるメリットですが
確かに現在稼働している現場で
活躍している方については
時間確保がシンドイ面があるかと
思います
でもね
1日に10分程度の時間を
少しづつでよいので読んでもらいたい本
なんですよね
また「YouTube」を見ると
概ねの流れは把握できるのですが
本を直接読むことで文章の作り方などの
スキルまで勉強できます!
そのスキルは
「施工計画書」「協議書」作成時に
すぐにつかえるスキルです
なので本を読むメリットは
計り知れないので
是非読んでいただきたいのですね
ではでは順番に紹介と解説にいきますね♪
「トップ5%社員の習慣」
テーマ
この本のテーマは
「会社に勤める会社員のトップ5%の人の習慣」
です
発売は2020年で
最新の調査とデータに基づいて
書かれている本で
個人的に納得する箇所が多かったです
重要なポイント
重要なポイントは
トップ5%の社員の習慣と
それ以外の人の習慣のギャップですね
トップ5%の人の習慣は
- 仕事において「目的」のことだけ考える
- 常に「問題」から考える
- 完璧を目指さない
- 笑顔の連鎖をつくる
それ以外の人の習慣
- 作業の充実感に浸る
- 長時間かけて膨大な資料を魂をこめて作る
- 問題が起きたら一時的な解決策をとる
この習慣のギャップが
差を広げていく理由になります
とくに「作業の充実感に浸る」なんかは
残業すると仕事した気になってしまっているので
最悪な習慣ですね( ;∀;)
ジョウ所長の視点と土木技術者への応用
ジョウ所長の視点
ジョウ所長の視点としては
トップ5%の人は
会社員でも起業していても同じ思考の人が多い
常に思考しつつ行動する人
笑顔の人
こんな人がトップ5%の人と考えていますね
土木技術者への応用
土木技術者への応用は
下記の4つですね
- 現場では必ず最初に「目的」を設定する
- 現場でのトラブル(問題)は原因を掘り下げる
- 現場は「生き物」最低7割できていればOK
- 笑顔の現場は上手くいく
この4つを順番に深堀っていきますね
まず
「①現場では必ず最初に「目的」を設定する」
の深堀りですが
例えば
「工事点数90点を獲得する」
「粗利13%を達成する」など
この目的は何が何でも達成する
という意思で設定することが大事ですね
つぎに
「②現場でのトラブル(問題)は原因を掘り下げる」
の深堀りですが
なぜトラブルが起こったのかを必ず思考し
原因を突き止める習慣をつける
今回現場で対処できなくても
将来につなげるためにおこなう
つぎに
「③現場は「生き物」最低7割できていればOK」
の深堀りですが
完璧を目指すと
同僚や職人さんたちも疲弊します
7割でOKをだして状況がよい時に
8割9割を目指す思考で
管理することが大事ですね
つぎに
「④笑顔の現場は上手くいく」
の深堀りですが
個人的な意見ですが
現場所長が
「難しい顔」は絶対ダメです!!!
意識して笑顔をつくってください
もちろんダメな時は笑顔でなくてもよいです
基本、笑顔がないと利益も出ないですよ^^
「2030年:すべてが加速する世界に備えよ」
テーマ
このテーマは
「今後10年間に世の中が劇的に加速して変化する」
って内容です
基本はITに特化した内容の本ですが
現在のICT土工に代表される
建設業のICT技術の
未来を知ることができる本になってますね
重要なポイント
この本の重要なポイントは
世の中は変化しており
その変化の速度は加速度を増している
ようはめっちゃ早いスピードで
変化してるってことですね!
今までの10年間と比較ならないほどの
変化が今後10年間で起こると
書かれています
例えば
- ビックデータ×AI
- 3Dプリンター
- 自動運転技術
- 仮想現実VRとAR
- 宇宙、食材の人工肉、などなど
変化しないモノの方が
少ないって感じですね
ジョウ所長の視点と土木技術者への応用
ジョウ所長の視点
そこでジョウ所長の視点は
現状でも
ICT技術に追いついていない人が多数派
仕様書どおりに施工するだけの技術者は
淘汰される
という視点です
土木技術者への応用
そこで土木技術者への応用ですが
この本に書かれている
2030年の技術はかなりの先端技術です
でもこの技術の未来は
全てでなくても概ねの6割程度は訪れる
と僕は考えています
そこで現状ですが
- ICT技術
- ドローン
- レーザースキャナーを利用した測量
- 点群データの扱い
- 3次元設計データの取り扱い
- 施工時及び竣工時のICTデータのとりまとめ
- などなど
まずこれが理解出来ていない技術者の方は
まずそこから勉強する必要があります
この本は
先端技術においての
自身の実力不足を認識させてくれますね(;^ω^)
この本に書かれている未来と建設業のかかわり
この本に書かれている
未来と建設業のかかわりについて深堀ると
ビックデータ×AI
ビックデータ×AIは、現在発注者に提出しているICT関連のデータは国が一括管理するため「インフラデータプラットフォーム」というシステムに集約されていっています
これが「ビックデーター」の元になっているのです
3Dプリンター
この技術は、コンクリートであろうと鉄筋であろうと図面とデータ・材料となる原料があればカラープリンターで印刷するようなイメージで構造物が築造できるようになります。この技術が確立されると技術者や技能者は不要になる未来がやってきます
自動運転技術
この技術は、現在のICT土工等に使われているマシーンコントロール(MC)に適用されます。三次元データとGNSS、5Gの通信速度が確保できれば可能と言われていますね
VRとAR
この技術が進化すると、現場での段階確認や立会の臨場の概念が変わります。発注者の監督職員が実際に現場に行かなくても臨場すると同等の確認が可能になる大幅な時間短縮ですよね。現在はこの一歩手前の技術を用いて試用されている現場もあります。
重要なポイント
ジョウ所長的な重要ポイントは
いま解説した技術が進化
確立されてくると
仕様書どおりに施工する
企業や技術者、技能者は
淘汰されていくことを認識することです
図面とデータ、材料があれば
構造物が作れる時代が
もうすぐそこに来ています
そこで求めれることは
ICT、ビックデータ×AIでは
対応できないところの技術者です
例えば
「あの法面は崩れそうだ」や
「曇ってきたからシート用意しよう」
など
図面や情報がない現場において
デジタル技術では対応不可になります
今後は
「知識と経験が豊富な技術者」が生き残り
仕様書どおりに施工するだけの技術者は淘汰される
そんな時代がきます
そのような事をこの本は教えてくれます
「嫌われる勇気」
テーマ
この本は
誰もが知る自己啓発の名作中の名作ですね^^
この本には
素晴らしい文章と言葉がいろいろありますが
僕が一番響いた言葉は
- 「すべての悩みは対人関係」
- 「自分の課題」「他人の課題」をわけて思考する
この2つの思考法を
知ってから意識して現在も使っています
重要なポイント
この本の重要なポイントは
自分の課題に集中する
これにつきます^^
「他人の思考は自分には変えることはできない」
であれば自分のやるべき事
つまり課題に集中することで
成果につなげる思考法です
僕個人的には
この一言にこの本のエッセンスが
詰まっていると考えていますね
ジョウ所長の視点と土木技術者への応用
ジョウ所長の視点
ジョウ所長の視点は
- 自分のやるべき事に集中する
- 他人のことを考えても無駄
以上の2つですね
土木技術者への応用
土木技術者への応用です
現場は
非常に多数の人間で仕事しますよね
現場以外にも
発注者や地元さん、材料業者さんなど
現場を進捗させるためには
数えきれない人と
コミュニケーションをとることが不可欠です
なので自分以外の人の事を考えすぎると
まったく時間が足らなくなり
テンパってしまいます
そこで
「自分の課題に集中する」
です
前提として
「自分以外の他人を無視しろとか考えるな」
ではありません
あくまで
「自分の課題に集中する」
です
そう他人の意見は、自分には変えれないのです
他人への目配り気配りを行いつつ
「自分の課題に集中する」
この考え・思考ができるようになると
「心のストレス」がかなり軽減できます
そのような事をこの本は教えてくれます
おわりに
今日は息抜き回ってことで
土木技術者の読むべき本
3選!【2021年版】
をご紹介、解説しました
個人的には
読まないと損するレベルの本
と考えています^^
興味でた方は1冊でもよいので
買って読んでみてください
絶対に勉強になります
現場が忙しい人は
隙間時間をちょっとづつでよいので
利用して読書してみてください
ではまた次回のブログでお会いしましょう!
ではでは